先般、秋の予定をご案内させていただきましたが、続報です。
アマチュア四段の谷地敏行氏による秋の将棋講座の予定が固まりました。
(講座予定)
9月13日 形勢と攻防の判断1
10月4日 形勢と攻防の判断2
11月22日 実戦的な攻めの手筋
12月6日 実戦的な受けの手筋
(講座の趣旨、内容説明 講師の谷地敏行より)
形勢判断と攻防の判断は、切っても切れない間柄です。
じっくりと受けに回るべきところで、急いで攻めに行ってしまった結果、好局を落としてしまったり、逆転のチャンスを逃してしまったり、というのはアマチュアはもちろんプロでさえも時折あるものです。
その判断はどうすれはいいのでしょう? そこには個別の戦法によらない、基本的な考え方があります。世の中に個別の戦法に関する本は沢山ありますが、形勢判断のような基本的な考え方についての本は、ごく少数しかありません。小生(谷地)がアマ初段になるかどうかのときに、出会った谷川九段の形勢判断に関する著作は、当時としても(たぶん今だに)画期的な内容のものでした。当時の好敵手との対戦成績が目覚ましく変わったことを今でも記憶しています。
今年後半は、この重要な形勢判断の考え方と、実戦への応用を具体例を踏まえて、ご紹介したいと思います。
初心者の方にはちょっと難しい内容も含まれるかもしれませんが、棋力向上を目指す中級以上の方には見逃せない内容です。参加費は無料。事前登録も必要ありません。初回は9月13日金曜日です。場所は、地下鉄駅Rådmansgatanから徒歩5分のABF-huset内、5階の Gästriklandsrummet を予定。なお、会合は17時から19時を予定していますが、講師の都合もあり、講座開始は6時以降からになる見通しです。
お問い合わせは、リーダーの鈴木亮太郎(ryotaro.suzuki@mofa.go.jp)まで。