大学生日本語弁論大会のご報告

1月24日(土曜日)ストックホルム大学で在スウェーデン日本大使館、商工会JBC、ストックホルム日本人会、ストックホルム大学との共催で大学生日本語弁論大会が開催されました。森元誠二大使のご挨拶で始まり、司会は、石塚公使が進行役を務めました。弁論大会の終わりに、
元在日本スウェーデン大使館LARS VARGO大使のご挨拶がありました。

実行委員コミッテイーは、森元誠二大使、司会の石塚公使、JALヘルシンキ支店の小田支店長、JBC商工会代表の樗木会長、ストックホルム大学SODERBERG教授、元在日本国スウェーデン大使LARS VARGO大使、日本人会より金子会長がコンテストの審査や賞品授与などセレモニーに参加されました。大使館の端田文化担当官、またストックホルム大学よりリンデル先生も準備に奔走されました。

コンテストの後のお茶会に、手作りお菓子等の類を会から提供いたしました。ミングリング参加者は、約50名が集まりました。

弁論大会の3つのテーマは、ジェンダー差別と平等について、日本文化について、日本の現代文化についての色々な側面についてです。出場者エントリーは、当日欠席者を含めて19名でした。

高校生、大学生初級と中級以上にて行われました。
グランプリ1等賞は、ストックホルム大学のSOFIA JERNBERGさんにJAL日本航空よりとスウェーデン日本の往復チケットが賞品として授与されました。他にマキタのクリーナー,日経新聞無料購読、JSTVの無料視聴や日本の小物お箸、カレンダー、折り紙本、DVD、本などが賞品として各賞に与えられました。

SOFIAさんのグランプリのスピーチは、日本の大学に留学し、日本に住んだ経験をもとに日本文化のことを自分の体験から話している内容が評価に結び付いたようです。日本人の大切にしている季節感や四季に触れています。日本には、型があり、正しい型、例えば、正しい座り方、面接の正しいスタイル型に触れ、スウェーデンに型があまりないこと日本とスウェーデンを比較して述べています。最初は戸惑う日本の正しい型もむしろ良い風に理解し、マスターすることで、日本の文化を理解でき、むしろスムーズにいくなど型をポジテイブに受け入れています。日本文化の違いを知りそれを肯定的に見る味方に、共感が持てます。

全体第2位は、高校生トップのTUMBA高校のALTHEA LOFGRENさん。第3位は、大学生初級のMICHAEL PANGさんでした。おめでとうございました。大変手ごたえのある弁論大会であり、盛況に終わりました。

弁論大会(写真は在瑞日本大使館ホームページより拝借)

在瑞日本大使館ホームページの記事

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