ささの葉さらさら のきばに揺れる お星様きらきら きんぎん砂子
お茶室、”瑞暉亭”を借景として笹の葉が揺れるその一角。笹の葉に掛けられた色とりどりの願い事、天の川、お星様を見ているとストックホルムにいる事を忘れてしまう。言葉で伝えきれない事が、ここでは感じることができる。子供たちが自分で作った飾りを満足げに笹に飾り付け、また、国境を超え、スウェーデン人の大人も興味深く、七夕の神話に耳を傾け、願い事を書いて下さった。それまで、一目に知れず、ひっそりと立っていた笹は皆様の願い事を下げ、主役に躍り出た。また、淡交会のはからいによりお抹茶を頂く事ができ、和やかな午後となった。