ショウギ・クラブ、今年最後の会合を12月6日金曜17時から19時を予定しています。参加費無料。事前登録も必要ありません。
場所は、地下鉄駅Rådmansgatanから徒歩5分のABF-huset
(部屋は、5階のGästriklandsrummetです。)
将棋講座も、とうとう今回が最後となりました。今回は「実戦的な受けの手筋」。講師は、おなじみの谷地敏行氏です。
初心者、入門者向けの指導、練習対局、子供にもやさしい「どうぶつしょうぎ」の紹介等も行っています。
子供や、将棋は初めて、という方もお気軽にご参加ください。
—-(将棋講座 今までの内容と今後の予定)————
9月13日 形勢と攻防の判断1
10月4日 形勢と攻防の判断2
11月22日 実戦的な攻めの手筋
12月6日 実戦的な受けの手筋
—-(講座の趣旨)————————
形勢判断と攻防の判断は、切っても切れない間柄です。
じっくりと受けに回るべきところで、急いで攻めに行ってしまった結果、好局を落としてしまったり、逆転のチャンスを逃してしまったり、というのはアマチュアはもちろんプロでさえも時折あるものです。
その判断はどうすれはいいのでしょう? そこには個別の戦法によらない、基本的な考え方があります。世の中に個別の戦法に関する本は沢山ありますが、形勢判断のような基本的な考え方についての本は、ごく少数しかありません。小生(谷地)がアマ初段になるかどうかのときに、出会った谷川九段の形勢判断に関する著作は、当時としても(たぶん今だに)画期的な内容のものでした。当時の好敵手との対戦成績が目覚ましく変わったことを今でも記憶しています。
今年後半は、この重要な形勢判断の考え方と、実戦への応用を具体例を踏まえて、ご紹介したいと思います。