9月7日日曜日 午前10時から日本人会の恒例のキノコ狩りが、ハンスタの森でありました。
青空快晴。大人20名とお子さん6人が参加されました。
うわさ通り、夏の間雨が多かったせいか、森にはいろいろなきのこが出ていました。
リーダーのシモンさんのキノコの説明を受け、キノコナイフ、はけを籠に入れて森に入りました。
帰りはかごがいっぱいになるくらい収穫がありました。
森の中で持参の昼食のお弁当を食べました。
キノコ狩りの参加者の今日の声です。
”どうやら松の樹の下にいいキノコがあるような傾向があるようですので、地面上で探す前に、一度目線をあげて森の樹を見るようにしています。
松の樹を見つけましたら、周りを探します。”
”木の幹にもこんなにたくさんいいキノコを見つけました。地面だけではなく上も見ることも大事です。”
”楽しかったです。また、来年もスウェーデンに来た時に、きのこ狩りがありましたら、また、来たいです。”
”会員でも非会員でも、スウェーデンに旅行中の私でも、自由に参加できる会の行事は、オープンなのがいいですね。”
”キノコ狩りを通じて、知らない人とお知り合いになったり、話せてとてもよかったです。”
”老木の死んで枯れてしまった苔に覆われた古木の幹の間から、若いキノコがたくさん生えていました。生態系の法則を学んだ気がします。”
リーダーのシモンさんの説明で次の言葉がとても印象的です。
キノコ狩りの心構え。
”キノコは、途中で折らずに、必ず、根っこからとりましょう。はけで土をとるようにしましょう。人間には、食べられないキノコであっても、生態の森の中では、ちゃんとそれぞれが役目がありますから、食べられないきのこだからといって、途中で折って放り捨てずに、根からとり、また元のところにそっと戻してあげましょう。生態系を尊重することは大切です。”
きのこ辞典で、今日採れたキノコをもう一度調べてみましょう。シモンさんがお渡しした資料もご参考に。
ストックホルム役員会